2017年12月26日火曜日

行く年、来る年・・・・・

行く年、来る年・・・・・2017年もカウントダウン


1年が終わろうとしております。

印刷業界も毎年毎年激しい競争の中、今年もあっという間に年末を
迎えます。
 このブログも昨年は4名で順番に担当しておりましたが、今年は
なんと9名になりました。

ブログ作成メンバーは3分の1が女性です。
弊社にはここ数年、毎年1人の割合で女性が入社しています。
一昔前までは印刷業界では女性の営業職もあまり見かけませんでしたが、
今では現場の印刷や製本のオペレーターとしても力強い活躍をして
いる・・・・・
本当に素晴らしい事だと思います。

来年は冬季オリンピックが平昌で開催されます。
弊社も頼もしい女子社員の力を得て、日本女子スキージャンプ陣の様に
力強く飛翔する一年と致したく邁進して参ります。

今年一年、弘文社を御支持頂きましたお客様、本当に有り難うございます。

来年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

2017年11月30日木曜日

健康の見張り番登場

当社の印刷機近辺についているこの機械

























何だかお判りでしょうか?

これはVOC警報機なのです。

VOCって何ぞや?
あまり聞かない言葉ですよね。VOCとは 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、当社ですと印刷インキや洗浄剤に含まれている物質です。

こいつは体に色々悪さをし、印刷関連でなじみのあるVOCの一つである有機溶剤では視神経障害や肝機能障害、急性腎不全などが引き起こされます。よって国としてもVOCの排出量を減らす取り組みを行っておりまして、印刷インキだけで国のVOC総排出量の1割近くを占めている印刷業界も VOC不使用の薬品等に次々と切り替えています。

そしてその最前線でVOCを見張っているのがこの警報機という訳です。

VOCが発生しそうな所に設置します


























超高感度センサーが印刷室のVOC濃度が一定レベルを超えた事を検知すると音と光で教えてくれます。そうしたらオペレーターは換気をより積極的に行ってVOC濃度を下げるのです。

VOCを感知!音と赤色灯で警告します


























良い仕事も健康が有ればこそ。今日も皆の健康見張り番を宜しくお願いしますね!

2017年10月31日火曜日

70周年記念社員旅行


弘文社は今年の4月22日で創立70周年を迎えました。

10月某日、創業70周年を記念して社員一同で社員旅行へ行きました!!(*^口^*)
創業者である、故 前会長の湯浅正春氏の思い出の地 「江の島」 へ行きました。

宿泊先は、鎌倉時代の「岩本坊」から続く
大変歴史ある旅館、「岩本楼」へ泊まらせて頂きました。


18:30より宴会開始。幹事からの挨拶、社長からの挨拶、そして乾杯。
 


歓談で皆さん大変盛り上がる中、弘文社恒例ビンゴ大会!!
今回は景品が10人という事でみなさん必死になって参加していました(笑)

ビンゴ大会も終わり、中締め。
この後は各自部屋で飲みなおしたり、お風呂を満喫したり、お外を散歩したり…
と、それぞれとても楽しんでいたようです…。

翌日、7:30より朝食をとり、9:00頃に旅館の前で記念撮影をし、
岩本楼を出て江島神社を皆で登りました。
頂上に着き、展望灯台へ登り、各自それぞれ江ノ島散策をしたりして解散となりました。


今回の写真は ↓ すべてカメラマン菅井さんが撮ってくれました!プロですね(^^ゞ




 
 
 



 

 
 
泊まった部屋から見えた夜景。
江の島名物の江ノ電たち。
すっごく揺れる湘南モノレール。
夜の江島神社。ロマンティック…。

そして!!これは、社長が私のカメラで
わたくしを撮ってくれた写真!!これもとても記念になりました!!
 
最後に、私は弘文社に勤めて4年経ち今年で5年目になります。
社長自ら企画をしてくださった70周年記念旅行に今回参加させて頂く事ができ、
とっても楽しかったですし、とても嬉しく思います。
改めて、弘文社へ入社したことをとても良かったと思うと同時に、
こんな素晴らしい企画を立ててくれた会社へ
今後も少しでも恩返し出来るよう貢献したいな、頑張りたいなと思いました!
 
と、私の感想文みたいになってしまい申し訳ありません。
 
今後とも80、90、100年と続いていけるように、
皆様のご期待に応えられるよう、社員一同邁進して参ります。
 

2017年9月25日月曜日

幽霊のはなし?


夏も過ぎ、季節外れの話題のような気もしますが、ちょっと不思議な話をひとつ。

みなさま、「幽霊文字」 をご存知でしょうか?


普段、DTP(このブログでも幾度かご紹介している、印刷のデータをパソコンで作成する仕事です)作業をしている身としては目の酷使が辛いところです。仕事をしていない時くらいパソコンから離れればいい、と重々承知しているのですが、例にもれずスマホが手放せません。

少し前のことです。ネットサーフィンをしていて、どこをどう巡ってたどり着いたかもう思い出せませんが、「幽霊文字」という魅力的な言葉を知りました。


「幽霊」なんて、なにか怖い気もしますが、じつは存在しないのに存在する文字のことなのです。

どういうことかといいますと……詳しい説明はWikipedia先生にお任せします。

(「幽霊文字」で該当ページにヒットします)


色々と説明が書かれていますが、簡単に言うと「過去から今までどこにも実際に使われた形跡のない文字」です。どさくさに紛れて国が うっかり 漢字として認定してしまった「カタチ」です。もちろん意味は持っていません。音も正しくは分かりません。


100字ほどあるとされていた「幽霊文字」。

ゆゆしきことだと国語の先生方が検証した結果、〔かつて使われたことがある・何かしら使われている〕ことを確認できたものを排除すると、12の漢字が典拠不明で残りました。

さらに、写し間違え等の推測ができるものを排除すると、残った文字はたった1字。



 

です。幽霊文字の中の幽霊文字です。

(面白いことに、便宜上「カ」「セイ」という読みがあります)


なんともロマンを感じます。

(過去の誰かのいい加減な仕事の産物だろう、などと考えてはいけません)
 



の誤りである可能性があるとも解説されていますが、そこは謎のままにしておいて欲しいところです。


少しずつ秋も深まっていく今日この頃。たった1字の幽霊文字を過去から探し出すという壮大な宝探しをしてみるのはいかがでしょうか?

そもそも「ない」とされている文字です。見つけたならば、新聞に名前が載るくらいはするのでは。

(ただ、三千年とも四千年とも言われる中国の文献からあたる必要がありますが…)


DTP課 幽霊も毛虫もこわい

2017年8月10日木曜日

第33回市川市民納涼花火大会

夏の夜のイベントといえば納涼花火大会ですよね。
全国各地で開催されていますが、
市川市は8月5日(土)に開催されました。

当社では社員とその家族に会社屋上を開放して
花火観覧会を開催しています。
(「花火が正面から見える」「会場に近い」という特等席です)

私は今回初めて参加させて頂きました。
大人と子ども総勢16名で観賞。

この日は、晴れていて風が少しあるというなかなか良いコンディション。

18時30分過ぎの会社前の交差点
会場に向かう人達が信号待ちで混雑してきました

19時過ぎの交差点
通りの人はさらに増え道いっぱいに広がって会場まで続いています


19時15分 光と大音響で迫力満点の花火が打ち上がる



社長から差し入れていただいたスパークリングワインで乾杯。
子ども達はジュースで乾杯。
(暑い夜にさわやかなのどごしで盛り上がりました)


飲み物や食べ物をつまみながら楽しく観覧しました。


次々と上がる花火に目を奪われ、誰もが思わず歓声を上げていました。

気がつけばフィニッシュの連発花火。音と光で度肝を抜かれました。
子ども達も大興奮のようで、しばらくみんなでワイワイ盛り上がっていました。

とても楽しい充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

DTP課 カメカメ力

2017年7月27日木曜日

印刷データ作成に伴う 「とりあえずこれだけは知っておきたい!」印刷の基本知識 1 【トンボ編】

デザイン室 チーフデザイナー Tom





















印刷業界にいれば当たり前のように使われる専門用語。
しかし、一般の人には何だか分からないネーミングの専門用語がたくさんあります。
そんな専門用語を分かりやすく解説します。

まず第1回目は「トンボ」!

?「トンボ」って思った人もいると思いますが、
上のイメージ写真についている線が「トンボ」です。
名前は知らなくても、どこかで見たことがある気がしませんか?

これなんで「トンボ」って言うの?

それは、この十字が「トンボ」に似ているからだそうです。










・・・似てますかね?




















ちなみに、天地左右の十字は「センタートンボ」と言い、
四隅の二重線は「角トンボ」と言います。
この他にパンフレットやリーフレットなどの折り加工を
入れる位置が分かるようにする「折りトンボ」というのもあります。

これは日本式のもので諸外国では「トリムマーク」と言い、
二重線ではなく一重線で表されます。
(イラストレーターの環境設定で「日本式トンボを使用」の
チェックを外すと一重のトリムマークを使用できます。ちなみにこんな感じ↓)




















で、この「トンボ」何のためにあるのかと言うと…

1. 多色刷りの見当合わせ
 「トンボ」が無いと色がズレて印刷される恐れがあります。




















2. 断裁の位置の目印
 二重線の内側の赤枠が「内トンボ(「断ちトンボ」「仕上がりトンボ」とも言う)」
 と言い、この赤枠で切られます。
 ちなみに、青枠は「外トンボ(「製版トンボ」「塗り足しトンボ」)」と言います。




















3. 両面印刷の時の位置合わせの目印
 言わずもがな、「トンボ」で位置を合わせるので、無いと困ります。


『あれっ?じゃあ赤枠の外っていら無いじゃん!』
いやいや、ここが印刷データ作成に重要なのです!

この赤枠と青枠の間(グレーの範囲)は「ドブ」と言います。
数百・数千枚をまとめて一気に断裁する際に、どうしても僅かなズレがおこります。
この「ドブ」が無いと白地(紙の色)が出てしまう恐れがあるのです。
なので、「外トンボ」まで写真や絵柄を入れることを忘れ無いようにしましょう。
(ちなみに、断裁は外にズレるだけじゃなく内側にもズレることがあるので、
文字欠けを防ぐため内側3mm程度文字を配置し無いことをお勧めします。)

要するに、仕上げサイズより天地左右3mm程度多めに写真や絵柄を配置して、
内側天地左右3mm程度文字を配置しないと覚えておきましょう。


しかし、「トンボ」だけでこれだけの文章量になるとは思っていませんでした。
普段、普通に使っているだけに、こんなに書くことがあるのかと驚きです。


驚きといえば、世の中に「トンボ」と付くものはたくさんあるもので、
水平式クライミングクレーンを通称「トンボクレーン」と言ったり、
旋盤業界では、素材の方向を変えて加工することを、「トンボ」が“クルっ”と向きを変えることから「トンボ」と言い、
他にも、神輿の親棒と脇棒をつなぐ横棒を「トンボ」と言うようです。

あっ!あの夏の風物詩の高校野球にも「トンボ」つきものですね。土をならすヤツ。


ここまで長々と書き付けてきましたが、尻切れ「トンボ」になっていなければ幸いです。


 次回は【CMYK編】の予定です。

2017年6月29日木曜日

~市川を詠む~


むし暑い日がつづいておりますが、皆さん体調は崩されていませんか。

季節の変わり目は体調に十分気をつけたいところですね。


最近の当社の製品について少し。


     ※こちらは市川市文学ミュージアム様の許可を得て掲載しております

手児奈文学賞作品募集チラシ

こちらは市川市の事業で募集チラシから作品集までを長年にわたり作成させていただいている案件です。

今回のチラシは先方様のデザイン性のあるものにしたいという強い要望もあり、デザイン室で作成した気合の入ったものとなっております。デザイナー渾身の3案から前回の大賞作品とそのイメージ写真を配置したこちらのデザインに決まりました!

見かけた際にはぜひお手に取っていただければ幸いです!

余談ですが、弘法寺の石段の写真は当社の撮影担当社員が撮影いたしました。よく撮れているでしょうか?



気がつけば2017年もあっという間に半分が過ぎました......早いですね。
気が早いと思われるかもしれませんが、来年のカレンダーや年始挨拶品などご検討中の方はぜひお早めにご相談ください!



営業部 パクチスト


2017年6月15日木曜日

とうとう梅雨に入りました。



ジメジメした気持ちを乗り越えて、早く夏を迎えたい今日この頃。



















梅雨の時期は、印刷会社にとって辛い時期になります。


理由は湿気です。

湿気により紙が必要以上に水分を吸収するからです。


紙が波をうってしまう。こんな経験ありませんか?


紙を水で濡らすと、波うってシワシワになること。

 

それは・・・


水分を多く含んだからです。

営業も現場も気を使います・・・!!

 

梅雨は、
ムンムンしてネガティブになりがちな時期なだけに、

社員全員で一丸となって取り組み 
顧客満足度ナンバーワンになるように
努力していますので、

 

是非、
当社に見積依頼お待ちしております。(*^_^*



営業部 ゴータッチ

2017年4月24日月曜日

皆様に支えられて創立70周年

この度、4月22日をもちまして株式会社弘文社は創立70周年を迎えました。

永きにわたり市川市で印刷業一筋に邁進する事が出来たのも

ひとえに弊社を支えて下さるお客様の皆さまのおかげです。

本当に有難うございました。

そして弊社は80周年、90周年、100周年に向けて今後ともますます

印刷サービスの向上を 目指して日々精進いたします。


そして、もう一つの弊社を支える力である社員にささやかな品が

配られました。















































紅白饅頭です。

これからも弘文社をどうぞ宜しくお願い致します。

2017年4月20日木曜日

            スタート!!

新年度が始まりした。

 4月は、仕事や生活の環境が大きく変わる季節でもあります。
 当社でも新しい仲間が増えました。
 新しい風はとても新鮮で、何だか嬉しくなります。  そう思いませんか?



 当社は、創立70周年を迎えます。

 創業当時から受け継いできた情熱を忘れず、
 とどまることなく働き続けた先人たちに感謝して、その先の未来へ走っていきます。
          ε=ε=ε= ヘ( `Д´)ノ
 


私たちは、

    〔即、行動〕   〔仕事はポジティブに考える〕   〔最後までやり通す〕

                                        この精神で仕事します。


                                                   営業部ライパチ

2017年3月10日金曜日

電信柱が、き、消えた~!


デザイン室のお話を少し・・・
お客様のご要望に何とかお応えすべく日々奮闘している毎日ですが、中にはとてもハードルの高い、
内容の案件も多々あります。
そのひとつに画像の修正があります。
デザインの素材として提供された写真でも「余計な部分をカットしたい、個人情報なので、ぼかして欲しい」
といった指示が入ることがあります。

例えばこの写真、建物を更に見やすく、分かりやすくする為に電信柱をカットすることはできないか、
という事で・・・






それが、こうなりました、次の写真です。

いやーっ、頑張りましたー!
どうしたらこんな事が出来るのですかー! 
まさにイリュージョンーっ!

  




何が消えたか分かりますか。
電信柱や電線、背景の建物や人が消えています。 そして、空の色が変わっているのです。
空の色が変わる事によって、建物が明るく見えますよね!

これからも出来る限りお客様のご要望にお応えできる様に技術向上に日々。邁進してまいります。