皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日この猛暑のせいで起こったと思われる現象についてお話します。
一から印刷データを作る際にはクライアントから原稿をお預かりするのですが、その仕事では原稿の一部が〝擦ると消えるインク使用のボールペン(アレです)〟で手書きされていました。
出来上がった第一稿出力紙と原稿をクライアントにお渡しした後、「原稿の文字が薄く、見え辛くなっている」
とのご指摘を受けました。
一緒に原稿を確認したところ、確かに手書きの文字色が薄くなっています。
その仕事では一部の作業を分業しており、入力作業をした者に確認すると、
「入力作業をする際にすでに文字が消えかかっており、消えるボールペンのせいだろうと思い、冷蔵庫で原稿を冷してなんとか読めるレベルまで文字色を回復させた」というではないですか。
〝擦ると消えるインク〟は温度に反応して色が変化するもので、60℃以上で消え(透明になり)-10℃で元に戻る性質を持っています。
通常、お預かりした原稿は大切に扱いますし、今回も手順に変わったところはありませんでした。
どの段階で高熱にさらされたかはイマイチ確定できませんでしたが、クライアントには事の次第と今後は保管温度にも気をつけることを報告しました。
ちょっと涼しげな画像など
この猛暑は残り…2ヶ月ほど続くでしょうか?(長い…)
昼のお弁当と原稿がDTP室の冷蔵庫に並んで入っているシュールな光景が見られることになるのでしょうか?(保管場所については検討中です)暑い夏だからこそ出来ることもあるでしょう。でも、ほどほどでいいんです。ほどほどで………
DTP課 幽霊も毛虫も暑いのもイヤ
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