2021年11月10日水曜日

雑草の名を知らず


「雑草という草はない」

ご存知の方もおられると思いますが、侍従からの「雑草を刈った」という報告に対する昭和天皇のお言葉です。


私は当ブログ6月23日にアップした記事でご紹介しました弊社の植栽周りを見た時に

“たしかにどの草も一括りにしてはいけないのかもしれないな、それぞれ懸命に生きているし…”

と思い、毎度この言葉を思い出します。

つまり、植栽周りは一旦は綺麗になったものの、例にもれずせっせと “雑草” たちが顔を出し続けています。


今回、ブログを更新するにあたって、“雑草を人間の在り方に置き換えると…” や “多様性が…” などと小難しいことは考えずに、単純に雑草の名前を調べてみました。


ヒシバ

オヒシバ

カタバミ

スベリヒユ

弊社の植栽周りにはこのあたりが多いでしょうか。

オオバコやエノコログサくらいは知っていたものの、多くは見たことはあるけれど名前は知らない草ばかりでした。

“雑草” で一括りにしていた弊害ですね。


先日、植栽周りにまるで誰かが植えたかのように白い花が一輪、凛として咲いているのに気がつきました。


タマスダレ


タマスダレは園芸種として人気があるらしいので、“雑草” 呼ばわりせずに鑑賞すればよいのでしょうが、植えたわけではないのです。

社員による隔週の駆除活動も物ともせず、しれっと花を咲かせその姿を顕示する逞しさに笑ってしまいました。


DTPデザイン課  草はいいが虫は許さん
(画像は全てインターネットから)


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