初めての投稿となります。
DTPデザイン課 Mと申します。
突然ですが
日本には古代、“言葉”には不思議な力が宿っていていると信じられていました。
発した言葉が何らかの形で現実に影響を与え、良い方向へも悪い方向へも導くという考え方のことです。
先日、人通りの多い駅前の道で前からがっつりスマホを見ながら歩いてくる男性を見ました。よくそれで歩けるなーなどと思っていたら、私の真横を急ぎ足で通り過ぎて行った男性と歩きスマホの男性がすれ違いざま肩をぶつけていました。
揉めるかしら??と思いはらはらしていましたが、
歩きスマホの男性は何事も無かったように前をみて歩き始めてました。
しかし、急ぎ足で歩いていた方の男性は怒って立ち止まりこう叫んでいました
「前向いて歩けよな!」と
相手が謝らずそのまま立ち去った事で怒りが収まらなかったのか、少し歩いては振り返り「前向いて歩けよなっ!!」と
大声で叫び、再び歩くを繰り返していました。
そして3度目に振り返えって叫ぶ直前、その男性は歩道にあった車止めの金属の棒にぶつかっていました。
関わりたくないと思って素知らぬふりをしていた私を含め周りの人達の動きがピタリと止まり
ぶつけて悶絶している男性を見つめていました。。
見ていた人たちの心はきっと一つ「あなたもね……(悲)」と思っていたことでしょう。
発した言葉がこんなにもフルスイング(怒りによって倍増?)でわが身に返ってくるなんて……。
言葉の持つ不思議な力に恐怖した出来事でした。
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