2025年2月18日火曜日

うぐいす鳴いた、ホーホケキョ

 

うぐいす鳴いた、ホーホケキョ

 

もうすぐ春がやってきます。春といえば何が楽しみでしょう。筆頭は花見でしょうか。桜もいいけど梅や桃もやってきます。千葉県民としては菜の花を忘れるわけにはいかない。たんぽぽも咲くしチューリップも可憐ですよね。その他にも夜空を見上げれば朧月夜。食べる方でも苺が旬を迎え、桜もちも美味しいですね。いやいやタケノコでしょうという方もいらっしゃいますね、きっと。

 

そんな中、耳を澄ませば様々な鳥のさえずりも聞こえてきます。ひばり、ほおじろ、エナガ・・・・いやいや、やはりうぐいすを外すわけにはいかないでしょう。私の地元の通勤路は自然が豊かで朝はうぐいすのさえずりが出勤の背中を押してくれます。心地よく聞いて歩いていたのですがある朝、気づいたのです。

 

「音痴がいる」

 

よく聞く鳴き声は“ホーホケキョ”です。というか、うぐいすといえば“ホーホケキョ”でしょう。ところが“ホーケキョ”や“ホーーーーーーキョ!”などこちらの歩くペースも乱さんばかりの愉快な鳴き声も聞こえてくるのです。音痴という面では私としてはとても親近感が湧くうぐいすさんです。

 

しかし、残念なことに音痴なうぐいすさんも少しずつ成長するのかだんだん上手くさえずるようになってしまうのです。ほどなく正調の“ホーホケキョ”が大部分を占めることになってしまいます。ん?でも正調?彼らの中にもさえずりの音程に正解があるってことですか?それって誰が決めているの?相手は野生のうぐいすですよ!?

 

私は音痴のうぐいすさんが大好きです。あなたのその歌声は私の歌声のようで心強い限りです。どうか同調圧力に屈することなくオリジナルのさえずりを今年も存分に聞かせて下さい。

 

 

うぐいす


メジロ

0 件のコメント:

コメントを投稿