2026年6月2日火曜日

学童での怪事件

 

私が小学校の頃、両親は働きに出ていたため、兄と一緒に学童に通っておりました。

その通っていた学童というのが、青いトタン板や木材で建てられた中々に古い建物で、軒を支える柱は腐り、強風の日には倒壊するのではないかと心配になるほどそこかしこから、ガタガタ、ギシギシと大きな音が鳴っていました。

 

トイレはぼっとん便所(汲み取り式便所)で、ぽっかり開いた穴に落ちるのではないかという恐怖から、なるべく家や学校でトイレを済ませた記憶があります。


 

 

 

 

 

その学童では、時折面白いイベントが起こりました。

 

何の前触れもなく、「Mr.X」と名乗る謎の男性から、カセットテープや不思議な手紙で生徒へミッションが送られてきたり、白い魔女という人物が使っていた杖を探し出し、その魔女を近くの神社の古木にみんなで封印したり、その魔女の影が復活してしまったので、またみんなで空き地に集まって封印したり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時小学生の私にはあまりにも恐ろしく、テープを見つけてしまった時や、うまく解決できなかったときに、泣いてしまった記憶もあります。

 

学童を卒業して何年か後に学童に遊びに行って、先生に、あれはいったい誰が準備をしていたのか尋ねたことがありましたが、誰だったんだろうね、と微笑まれるだけで、その答えは終ぞ得られませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

現在その学童が建っていた場所は駐車場になってしまい、当時の姿を実際に見ることはできませんが、その頃の記憶は私の中に色濃く残っています。

 

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