2023年10月2日月曜日

それも「常識」!?

「そんなの常識でしょう」 普段の会話の中で、何気なくこの言葉を発する事はないでしょうか。 私も結構気軽にこのフレーズを発していた様に感じます。しかし、先日ふとした事がきっかけでそうでも無いのではないかと思うようになりました。 

 

「常識」を辞書で調べると”普通、一般人が持ち、また、持っているべき知識”とあります。そう、そうですよね。でもこの”一般人”が曲者ではないでしょうか。私たちは普段、社会の中のありとあらゆる層の人たちと接点を持つことはまずないでしょう。


 

趣味等の友人関連と仕事関連の人とが大部分を占めるのではないでしょうか。友人というのは気が合うから付き合っている訳で趣味嗜好が似通っている場合がほとんどではないでしょうか。仕事関連はもう少し幅が有りそうに感じますが、でも自分のいる業界とその周辺の業界の人がやはり大部分を占め興味関心の方向性がやはり似通っている気がします。 

 社会人になると学校に通っている時代より世間が狭くなるよと先に社会人になった先輩から言われたものですが、確かにそういう点はあるのかもしれません。

似た者同士の中で醸成された「常識」が果たして広く社会に通用する「常識」たりうるのでしょうか。これは難しいですよね。自信を持って私の「常識」は普遍的だと公言できる人はどれだけいるでしょう。

 ここまで来てああ自分は無理だなあと思った次第。 

じゃあ、どうする?

仕事の上では今、目前にいる人はどの様な振る舞いが「常識」と思っているかを常に考え、行動する事が必要でしょう。ここは自分の「常識」とは違う「常識」があるという事を前提にする必要が有ると思います。

そして平凡ですがやはり自分の視野を出来るだけ”普遍的”になるよう努力し続けるしかないのではないでしょうか。多くの分野の人と接し、幅広い分野の知識を常に吸収し続ける事が自分の「常識」を偏らせない事に繋がると思います。 

 

ああ、サラリーマンの道はどこまでも続く長い道ですねえ~。

でも自分の「常識」を相手に押し付けるオジサンになりたくないので頑張るしかないか!!

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